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【サンプル】カラフル・コーディネーション(RGB組)

RGBアンソロ「mix_fusion!!!」に寄稿させて頂いた作品のサンプルです。
サンプルなので冒頭のみの掲載となります。ご了承くださいませ。


【カラフル・コーディネーション】


「あれ、ライカ? それに炎山まで」

 海を挟んだ遠い国に居るはずの人物が、目の前の長椅子で優雅に足を組んでいる。そんな光景を前にして、思わず見間違いを疑い確かめるようにその名を呼んだ。

「熱斗か」

「やっぱり。二人ともどうしたんだよ、揃って日本に来るなんて珍しいじゃん!」

「シンクロチップ調整のための一時帰国だ」

「調整?」

 聞き慣れない言葉に首を傾げる。すると相手は信じられないという表情で、知らないのかと呟いた。

「シンクロチップを使う以上お前も受けているはずだぞ」

『熱斗くん、たぶん定期健診の事だよ』

「あ、あれかー」

 補足するように告げたロックマンの言葉でようやくピンとくるものがあり、ポンと手を打つ。調整という名目で説明されたことは無いが、ネットセイバーになってから熱斗は科学省での定期健診を義務付けられていた。

「元々個別に調整はされているが、体の成長に合わせて時々微調整が必要になるらしい」

「へええ、そうなのか」

「……本当に何も知らないんだな」

「シンクロチップが体に合わないと、クロスフュージョン時にかかる負担が大きくなるだろう」

「あ、それは判るかも」

『熱斗くんは身をもって体験したことがあるもんね』

 初めてクロスフュージョンした時のことを思い出す。最初の頃はあれだけ疲れていたのに、気付けば確かに負担は劇的に軽くなっていた。
 つまりは、熱斗とロックマンのために最適な調整が施された結果がそれらしい。単純にクロスフュージョンに慣れたとか、体力がついたのだと思っていたのだけれど。
 そんな熱斗の内心を読み取れば、再び呆れた目を二人分受け止めることになっただろう。
 聞けば、調整には数日間かかるため、その間は日本に滞在することになるのだと言う。

「あ、なぁなぁ! だったらどこか遊びに行こうぜ!」

 わくわくした気持ちを抑えきれず、熱斗は乗り出すように提案した。




アンソロジーに関する詳細は上記サイトにてご確認くださいませ。



update 2013/01/24
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